たつの市にて屋根・外壁塗装
- 2022.01.08
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先日、たつの市にておこなった屋根・外壁塗装の様子をお届けいたします。
前回までに屋根の下塗りが完了しておりますので、今回は外壁の下塗りの様子からです。
下塗りは外壁塗装の基本となる重要な工程で、中塗り・上塗りとまったく機能も成分も違う塗料を使用します。
下塗りには、外壁材と塗料との接着力を高める、外壁材への塗料染み込みを防ぐといった役割があります。
下塗りはサイディングボード、コンクリート、モルタルなどの外壁材と中塗り・上塗り塗料との接着力を強め、耐久性に優れた外壁塗膜を作り出すのが目的です。下塗りで使用する塗料は「下地強化剤」とも言われ、下塗りを行わなければ外壁材にこの後行う中塗り・上塗りの塗料が定着しないのです。
また、下塗りをしないで中塗り・上塗りをすると、外壁材を直接塗装することになります。すると、塗料の気泡、その他の要因により外壁材を逆に傷める可能性があります。また、表面をきれいに塗装しても、塗料が外壁材に染み込むため、時間が経過すると塗りムラが発生し、美観に優れた外壁塗装にはなりません。
続いて、下塗りが乾きましたら外壁・屋根ともに中塗りをしていきます。
中塗りは、基本的にこの後の上塗りと同じ塗料を使用します。なぜ2度に渡り同じ塗料を塗るのかと言いますと、仕上げ塗装を一度で終わらせてしまうと必ず塗りムラができてしまうからです。仕上がりの状態で塗りムラができてしまっていると、10年も経たないうちに塗料が剥がれ落ちやすくなりせっかくの外壁塗装なのにあまり意味がありません。
中塗りもしっかりとムラなく塗っていきます。
続いて、シャッターボックスや屋根の板金部分など、鉄部にあたる箇所には錆止めを塗っていきます。
まずは塗料の密着性をあげるためケレン作業で塗装面を整えます。
続いて上塗りです。
上塗りは、屋根・外壁塗装の3回塗りにおける最後の仕上げの塗装です。
上塗りには塗膜の仕上がりを美しくする、耐久性をさらに高めるといった役割があり、下塗り・中塗りと同様に欠かせない工程です。
上塗りが正しく施工されなかったり、省略されてしまったりすると、本来、塗料に期待できる耐用年数よりも早い段階で剥がれやひび割れが生じるおそれがあります。
その結果、外壁の腐食が起こったり、住宅の構造体に水分やカビ、虫などが侵入し、家全体の寿命を縮めることになってしまうのです。
ベランダにはシーリングで補修をした後、防水塗装をします。
通常、ベランダやバルコニーの床は下地の上に防水層を作り、その上からトップコートを塗ります。
トップコートは、防水層の劣化に繋がる紫外線から防水層を守る役割があります。
屋根・外壁・ベランダのほかに、付帯部も塗装していきます。
付帯部とは、雨樋・幕板・雨戸・戸袋・笠木など、外壁に付属している箇所のことをいいます。
この付帯部は、外壁塗装の際に一緒に塗装をしておくことが一般的です。なぜかというと、外壁塗装の際に組み立てた足場をそのまま使用できるため、費用面での負担が少なくなるのと、外壁の劣化と同様に付帯部も劣化し、放っておくと取り替えが必要になる場合もあるからです。また、外壁だけ塗装をしピカピカになった一方で、付帯部は劣化した状態のままだと、見映えもあまり良いとは言えませんよね。
以上のような理由から、外壁塗装の際には必ず付帯部も一緒に塗装を行うことをおすすめいたします。
これにて全ての塗装が完了いたしました。
塗装前と後の様子をご覧ください。
<塗装前>
<塗装後>
ピンク色のツートンカラーからブラウンのツートンカラーに変わり、落ち着きのある仕上がりになりました^^
外壁・屋根塗装は見た目の美観性向上だけでなく、お家の耐久性や防水機能も向上させます。
この度は、大西塗装工業にご依頼いただき誠にありがとうございました!
たつの市の塗装工事は大西塗装工業にお任せください!
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